必要求人医師数・都道府県別|医師求人ランキング

都道府県別必要求人医師数イラスト

 

前回の必要医師数(診療科別)に引き続き、日本医師会の病院における必要医師数調査結果をもとに、都道府県別の必要医師数倍率、必要求人医師数を厚生労働省2010年の調査データと合わせて比較チェックしました。

 

 

 

都道府県別に見た必要求人医師数倍率

前回の診療科別の時は必要医師数倍率で比較しました。今回は、都道府県別に求人中の必要求人医師数倍率のデータを比較してみました。

 

■現員医師数:診療に従事する医師の人数(大学医学部の基礎研究系の医師、初期臨床研修医は対象外)

 

 

■必要求人医師数:現員医師数に追加して必要な医師でかつ、求人中の医師数。

 

 

■必要求人医師数倍率=(現員常勤換算医師数+必要医師数のうち求人中の医師数(常勤換算))÷現員常勤換算医師数

 

 

都道府県別必要求人医師数倍率(常勤換算ベース)

全国平均の倍率(1.06倍)以上の地域を高い順にソートしました。
都道府県別医師必要求人倍率グラフ2015
出典:日本医師会・病院における必要医師数調査結果
調査基準日は2015年5月1日現在
調査対象:全国の病院/有効回答4,319 施設
グラフは当サイト編集部で作成

都道府県別に見た必要求人医師数倍率2010

次に、厚生労働省2010年(平成22年)の調査結果をもとに、都道府県別に必要求人医師数倍率を見てみましょう。

 

都道府県別に見た必要求人医師数倍率(2010年)

全国平均の倍率(1.11倍)以上の都道府県をピックアップしました。

 

厚生労働省医師必要求人倍率グラフ2010
※出典:厚生労働省データ(2010年)
※グラフは当サイト編集部で作成

都道府県別の医師数(人口10万人あたり)

さらに、厚生労働省の都道府県別にみた病院における人口10万対常勤換算医師数(2010年)のデータを見てみましょう。人口あたりで医師数の少ない地域と、先述の必要求人医師数倍率との関係はどうでしょうか。

 

都道府県別の病院常勤換算医師数(人口10万人あたり)

全国平均(152.6人)以下の医師が少ない都道府県をピックアップしました。

 

都道府県別の病院常勤換算医師数(厚生労働省)
※出典:厚生労働省データ(2010年10月)
※グラフは当サイト編集部で作成

医師数、医師求人倍率のデータ(表)を比較

最後に、上記の3つのグラフの表を比較しやすいように並べてみました。
※下位のほうのデータは一部省略。

 

3つの調査結果表の比較
※出典:厚生労働省、日本医師会データ
※表は当サイト編集部で作成

 

2010年と2015年の異なる調査団体のデータを重ねて見ると、医師が必要とされる地域は概ね同じ地域が多いことがわかった。しかし、埼玉県や千葉県のように医師不足と言われ続けている地域が同年の厚生労働省の必要医師求人倍率データの上位に出ていないのが少し気になりました。

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