東京都内の医師給与｜医師求人ランキングBEST5
東京都が平成27年に実施した、東京都内の民間給与調査データの中から医療関係の給与を医師、医科長、病院長、副院長を抜粋し、各年齢層別と平均年齢時に分けて当サイト編集部でグラフと表にまとめました。
今回の東京都の調査結果は、給与（平成27年4月分給与）についての東京都内・企業規模50人以上（政府系、公共系、組合等は除く）のデータです。賞与を含めた医師の平均年収については、医師給料・年収のところで総務省・統計局データをもとにまとめた、『都道府県別医師の年収』、および厚生労働省のデータをもとにまとめた『病院長・院長の年収』の記事をご参照ください。
東京都内の医師給与（役職別）
まずは、東京都内の医師の役職別（病院長・副院長・医科長・医師）の平均給与まとめを見てみましょう。平均年齢時の給与で比較しました。
※給与の多い順にソートした結果、副院長が一番になっています。
【補足】※上記の給与は「きまって支給する給与」です。月毎に支給される全ての給与を含めたもの。基本給、年齢給、勤続給、地域給、寒冷地手当、能率給、家族手当、往宅手当、精勤手当、職務手当、超過勤務手当、夜勤手当、休日手当等、但し、通勤手当を除く。
※出典：東京都人事委員会 調査データ（平成27年）
※グラフと表は当サイト編集部で作成
上記データを見ると、病院長より副院長のほうが平均給与が高い結果になっていました。この後の年齢層別のデータで詳細を御覧ください。
東京都内の医師給与（年齢層別）
東京都内の医師給与を年齢層別に見てみましょう。
※グラフの単位は見やすいように万円にしました。千円未満四捨五入た。
※出典：東京都人事委員会 調査データ（平成27年）
※グラフと表は当サイト編集部で作成
東京都内の医師の給与を年齢層別に見てみると、20代から右肩上がりで増え続け、45歳から54歳で給与のピークを迎えます。そして55歳以降減少しています。時間外手当の金額を見てみると、若手の25～29歳、家族・子供にお金がかかる40～44歳頃が特に多くなっています。
東京都内の医科長給与（年齢層別）
続いて、医科長の給与を年齢層別に見てみましょう。
※グラフの単位は見やすいように万円にしました。千円未満四捨五入
※出典：東京都人事委員会 調査データ（平成27年）
※グラフと表は当サイト編集部で作成
医科長は35歳以降のデータになっている。ピークは前述の医師と同じ40～44歳で約126万円。この後、記載する副院長と医科長の給与と比べると50歳以降に金額差が大きくなっているのがデータから読み取れます。
■医科長と副院長の給与差
◎50歳～54歳（差：66.6万円）
・医科長：103.1万円
・副院長：169.7万円
◎55歳～59歳（差：142.7万円）
・医科長：92.3万円
・副院長：235万円
東京都内の病院長と副院長の給与（年齢層別）
東京都内の病院長と副院長の給与を年齢層別に比較してみました。
※グラフの単位は見やすいように万円にしました。千円未満四捨五入
※出典：東京都人事委員会 調査データ（平成27年）
※グラフと表は当サイト編集部で作成
今回の調査結果で少し意外だったのが、病院長と副院長の給与です。調査対象にもよるのかもしれませんが、上記のデータのように、55歳～59歳では副院長の給与のほうが病院長より圧倒的に高く、60歳以上で病院長が逆転します。
■病院長と副院長の給与差
◎55歳～59歳（差：139.4万円副院長が多い）
・病院長：95.6万円
・副院長：235万円
◎60歳～（差：38.5万円病院長が多い）
・病院長：204.9万円
・副院長：166.4万円
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