女性医師の転職・再就職事情

女性医師転職成功イメージ

 

このページでは、女性医師・女医の転職・再就職をテーマに、女性医師の離職理由、女医の人数・割合、女性医師の年収、雇用状況、就業状況、診療科別の割合〜女性医師が安心して転職・復職できる女性医師求人募集が豊富な医師転職サイトにスポットを当ててみました。

 

 

■女性医師の離職理由
女医が仕事を中断(休職)、離職した理由 (n=2,931 複数回答)
女性医師(女医)の離職理由グラフ
出典:日本医師会データ 女性医師の勤務環境の現状に関する調査報告書※グラフ・表は当編集部で作成

 

女性医師の離職理由では、出産(70%)、子育て(38.3%)が圧倒的多い。これは、医師に関わらず、どの職種の女性にも共通した理由とも言えます。
今後の課題は、育児から手が離れる年齢にになっても男性医師ほど就業率が戻らないことです。これは、上記の理由で離職、求職した女性医師の中で復職、再就職できていない現状を表しています。アベノミクスの3本目の矢である成長戦略の中核として「女性の活躍」を提唱しています。今後、女性(医師)のキャリアを生かせる職場環境を整備していく必要があると考えます。

 

若い世代の女性医師の比率は高くなっている

■女性医師の人数・割合
女性医師(女医)の人数は増えており、全医師数における女性医師の割合も増加傾向にあります。
【女性医師の割合の推移】
1980年(10.1%)⇒2008年(18.1%)⇒2012年(19.7%)
また、大学の医学部の女性入学者数の割合は約30%〜35%(1994年〜2012年)を推移している。

 

若い世代層における女性医師の人数増加は、今後も続く見通しで、この勢いだと、診療科によっては男女比が同程度または逆転する可能性もあるかも知れません。
(※実際に産婦人科の25歳〜34歳では、女性医師の割合の方が高い。下記参照)

【小児科と産婦人科における女性医師の割合】
平成20年のデータでは、全小児科医師数に占める女性の割合は32%、全産婦人科医師数に占める女性の割合は26%となっている。
下記のように、25歳〜34歳の若い年齢層における女性医師の割合が特に高い傾向にある。

 

◎小児科

男性医師

  • 25歳〜29歳:49%が女性医師
  • 30歳〜34歳:43%が女性医師

 

◎産婦人科

  • 25歳〜29歳:68%が女性医師
  • 30歳〜34歳:62%が女性医師

出典:厚生労働省データ(平成20年)


女性医師の年収

女性医師イメージ

 

女性医師に関連するデータを順番に見て行きましょう。まずは、気になる医師の年収について、平成22年と平成25年のデータを男女別で比較チェックしました。

 

■医師の年収比較(平成22年と25年の男女別)
◎医師の平均年収:1,072万円(平成25年)

  • 女性医師平均年収:884万円
  • 男性医師平均年収:1,150万円

 

◎医師の平均年収:1,141万円(平成22年)

  • 女性医師平均年収:931万円
  • 男性医師平均年収:1,271万円

 

※出典:厚生労働省データ(平成25年/平成22年)

 

平成22年と25年の医師年収データを比較すると男性医師(121万円減少)、女性医師(47万円減少)共に年収が減少しているのが数字からわかります。

 

 

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女性医師の人数と雇用状況の割合

女性医師(女医)の人数は年々増えています。全医師数における女性医師の割合も増加傾向にあります。
下記のように、割合は約30年間でなんと10%近く増えたことになります。
1980年(10.1%)⇒2012年(19.7%)

◎女性医師の人数と割合 (平成24年)

  • 全医師数:303,268人
  • 女性医師:59,641 人(19.7%)
  • 男性医師:243,627人(80.3%)

※平成24年12月31日現在における全国の届出医師数

 

◎女性医師の全医師数に対する割合

  • 1980年:10.0%
  • 2008年:18.1%
  • 2012年:19.7%

出典:厚生労働省データ(医師・歯科医師・薬剤師調査)

 

◎病院における女性医師の雇用状況
現員女性医師

  • 正規雇用:(71.4%)
  • 短時間正規雇用:(4.4%)
  • 非常勤雇用:(24.2%)

 

※出典:厚生労働省データ(平成22年9月)

女性医師の診療科別割合

さて、ここでは女性医師(女医)はどの診療科目に多いのかを割合で見てみましょう。

 

■主たる診療科別にみた医療施設(病院・診療所)に従事する医師数
◎女性医師の診療科別にみた構成割合
診療科別・女性医師の割合グラフ
出典:厚生労働省データ(平成24年12月31日現在)

 

主たる診療科の構成割合を女性医師、男性医師の各上位TOP3を見てみると男女ともトップは内科でした。

 

【女性医師】
1位:内科(16.5%)、2位:小児科(9.7%)、3位:眼科、臨床研修医(8.5%)

 

【男性医師】
1位:内科(22.3%)、2位:整形外科(8.4%)、3位:外科(6.5%)

 

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