日本医師連盟とは

日本医師会の政治団体である日本医師連盟(日医連)の設立、目的、組織構成、活動内容、日本歯科医師連盟との比較等についてまとめました。

 

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日本医師連盟とは(設立・目的・会員数)

日本医師連盟は、日本医師会の掲げる理念と政策を実現するために活動する政治団体で、会員数は約7万人、今年(2016年)で設立から68年になる。公益社団法人の日本医師会と日本医師連盟は別の組織だが、会長は、日本医師会と日本医師連盟を両方兼ねている。

 

■日本医師連盟の設立
1948年(昭和23年)12月14日

 

■現在の事務局所在地
東京都文京区本駒込2-28-16 日本医師会館

 

■設立目的
日本医師連盟会員相互の全国的連携・協調の下、日本医師会の目的を達成するために必要な政治活動を行うことを目的とする。

 

■現在の日本医師連盟委員長
平成24年4月〜 :横倉義武氏

 

■医師連盟
北海道医師連盟
石川県医師連盟
兵庫県医師連盟
広島県医師連盟
中巨摩医師連盟

 

■平成25年・26年度日本医師連盟収支決算内容
日医連のH25年とH26年の決算内容
※出典:日本医師連盟資料をもとに表は当サイト編集部で作成

日本医師連盟の最近の選挙状況

農協、経団連、日医は自民党の有力支持団体、3大圧力団体などとメディアで報じられた事もあった。ここ数年間の状況、政権交代等の影響等を見てみましょう。

 

日本医師連盟選挙のイラスト

 

■日本医師会・日本医師連盟の医療政策に関する発言
・診療報酬の引き上げ要求
・TPP参加反対
・TPPにおいて日本の公的医療制度を除外する。
・混合診療の全面解禁をしない。
・医学部新設反対
・株式会社の医療への参入反対

 

■最近の日本医師連盟の選挙状況(2007年〜2016年)
2007年:参議院選挙で日医連推薦の武見敬三氏(元参議院議員)が落選。
2009年民主党に政権交代
2009年:中央社会保険医療協議会(厚生労働省の諮問機関)のメンバーから日本医師会が外された。
2009年:日本医師政治連盟は自民党一党支持を白紙撤回(民主党応援が強まる)
2010年:医学部新設を表明する大学が続出。
2010年:参議院選挙で日医連が推薦・支援した民主党、自民党、みんなの党の3候補全員が落選。
(※1974年以来続く、日医連内議員がゼロになり、日本医師連盟の集票力は低下したと報じられた。)
2011年:TPP反対表明
2012年:義家弘介氏の辞職により武見敬三氏が繰り上げ当選。
2013年:日本医師会副会長の羽生田俊氏が第23回参議院議員通常選挙で当選。
2016年:自民党公認、日本医師連盟参与の自見英子氏が、今回の第24回参議院比例区(全国区)で初当選。
出典:ウィキペディア、日本医師連盟HP・資料等より

 

ここ約10年間の選挙状況を見てみると、2009年の民主党政権の前後から候補者が落選したり、支持政党が自民党から複数支持になったり混迷する状況だった。しかし、2013年、2016年参院選では組織内候補を再び自民党に一本化し当選が続いた。また、診療報酬改定では、+0.49%、さらに消費税増税が見送りと、少し追い風が吹いてきているのかもしれない。

 

日本医師連盟と日本歯科医師連盟の比較

日本医師会の政治団体である日本医師連盟と日本歯科医師会の政治団体である日本歯科医師連盟の2団体を比較してみました。

 

■日本医師連盟と日本歯科医師連盟の比較
日医連と日歯科連の比較表
※日本歯科医師連盟の会員数は2015年9月時点
※組織内候補の獲得票数は2013年参議院選の時の数字
※診療所平均収支は厚生労働省2012年データより
※出典:2団体のHP・資料より  表は当サイト編集部で作成

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