産業医の求人情報|医師求人ランキングBEST5
このページでは産業医の転職に役立つ情報として、産業医の現状、勤務形態、メリットをはじめ、産業医の医師求人募集状況および産業医の求人募集の探し方の情報等をまとめました。
産業医とは、職場(企業)に勤務する医師のことで、働く従業員の健康を守ることが任務です。主な仕事内容とメリットは下記のようになります。
■産業医の仕事内容
- 職場の健康診断や健康相談を行う
- 職場における健康面のチェックを定期的に巡視。(月1回以上)
- 各職場のリーダーと健康・衛生面で話し合いをする 等
■産業医のメリット
産業医を選任⇒元気で健康な職場づくりに役立ちます。
- 社員、労働者の健康管理に役立つ。
- 衛生教育による職場の健康意識の向上。
- 職場における作業環境の管理の助言。
産業医の勤務形態
産業医は、専属産業医、兼務産業医、嘱託産業医、外部機関の4パターンに分類できます。特に多い勤務形態は、非常勤の嘱託産業医です。
■産業医としての活動形態
(※2,578人/複数回答あり)
- 勤務形態:回答数(割合)
- 嘱託産業医:1,987(77%)
- 兼務産業医: 580(22%)
- 専属産業医: 139( 5%)
- 外部機関: 34( 1%)
出典:日本医師会アンケート調査(平成27年) ※グラフ・表は当サイト編集部で作成
嘱託産業医の平均的な契約金額
嘱託産業医(非常勤)の割合が高いのが先ほどのグラフでわかりました。次に嘱託産業医・外部機関の産業医の報酬、契約金額をまとめました。
■産業医契約の平均的な契約額(嘱託産業医及び外部機関産業医)
出典:日本医師会アンケート調査(平成27年) ※グラフ・表は当サイト編集部で作成
嘱託医の報酬(月額)は、(1)3万〜4万円、(2)5万〜6万円、(3)2万円〜3万円がアンケート結果ではトップ3を占めた。私見ですが、数字を見ると月額にしては意外に少額のように思いました。
専属産業医の年収の目安
アンケートの結果では全体の5%と少なかった、専属産業医の給与・年収の目安もチェックしてみました。
【平均年収目安】
・専属産業医:約1,200万円〜約1,500万円(週4〜5日勤務)
※経験や日数によって相談可が多いので、あくまでも目安としてご覧ください。
■産業医の主な仕事内容
- 仕事内容:(回答数)
- 労働者の相談対応:(449)
- 健康教育等:(387)
- 作業環境把握・指導:(303)
- 作業内容等把握・指導:(202)
- 健康障害原因調査等:(194)
- その他:(29)
※1時間未満で多かった仕事内容
■他の専門職との連携
- 連携している専門職:(回答数)
- 看護師:(644)
- 保健師:(547)
- その他:(282)
- 心理職:(169)
- 歯科医師:(38)
※複数回答あり
出典:日本医師会アンケート調査(平成27年) ※表は当サイト編集部で作成
産業医の契約期間
次に産業医(嘱託及び外部機関)の契約期間について見てみましょう。
■嘱託産業医及び外部機関産業医の契約期間
- 契約期間:(回答数)
- 6ヶ月:(28)
- 6ヶ月〜1年未満:(8)
- 1〜2年未満:(1,733)
- 2〜3年未満:(84)
- 3〜4年未満:(9)
- 4〜5年未満:(5)
- 5〜10年未満:(29)
- 10年以上:(6)
- 回答なし:(115)
- 合 計:(2,017)
出典:日本医師会アンケート調査(平成27年) ※表は当サイト編集部で作成
上記のアンケート結果からは、1〜2年未満が全体の85.9%を占め、圧倒的に多いのがわかる。一般的な企業での契約パターンと同じように1年・2年更新が多いように推測する。
産業医の求人募集状況
産業医は、採用する企業の一般社員と同様の採用パターンなので、転職・採用に要する日程は病院や医療関係より少し長くなるようです。また、医師の採用および給与とは、異なるので事前に条件を確認しておくと良いでしょう。
産業医の求人数は医療関係の診療科と比べると少ないのが現状です。そのため、有名企業は競争も激しいので、早めに転職支援サイトに登録(無料)して事前にコンサルタントからのアドバイスを受けて、提出書類や面接対策の準備をしておくと転職成功確率がアップするでしょう。
産業医の求人は主に企業数の多い大都市に集中するパターンが多いようです。現在、産業医の多くは嘱託産業医(非常勤)であり、開業医や勤務医が兼務で産業医の業務を担っている場合が多いのも特徴です。契約期間は1年〜2年契約が多いようです。(前出のグラフ参照)
産業医については、労働安全衛生法、労働安全衛生規則、労働安全衛生法施行令等で、その職務に関する規定が決められているので事前に確認しておくと良いでしょう。
ストレス社会と言われる現代において、心と身体の両面からケアが必要になってきています。そういう意味で産業医は今後、職場での必要性がより高まってくるものと考えられます。
産業医の求人募集の探し方
産業医の求人募集は、なかなか一人では探しにくいものです。一番効率よく探す方法は、医療機関のリアルな情報を豊富に持っている転職支援サービスを利用することです。特に下記の3社は産業医の転職実績、求人情報が好評です。
(例)当サイトでも人気のある医師転職ドットコム(メディウェル)だと産業医の求人検索が簡単にできます。
おすすめ医師転職サイトTOP3
※常勤(専属産業医)医師の求人〜非常勤(嘱託産業医)医師の求人が、いろいろ選択できるのが下記の転職支援サイトです。ただ、求人数は少ないので早めに登録して準備するのが有利です。
上記無料公式サイトに登録すると、好条件の非公開求人情報をはじめコンサルタントの相談など全てのサービスが無料で気軽にご利用できます。
※厚生労働大臣から許可を得た事業者ですので安心してご利用ください。
(キャンセル可・上記3社共登録して比較するのが効率的です。)